タイコウについて

かつお節問屋 タイコウ

〜 タイコウの起源〜

江戸時代中期、平和な時代が長く続き広く庶民にも「出汁/だし」文化が広がりました。築地魚河岸が日本橋にあった頃(2018年9月豊洲へ移転)、『昆布は上方』、『鰹節は江戸』と呼ばれるほど、全国各地で生産された良質な昆布は上方/大阪に、良質な鰹節は江戸/東京に集まりました。

弊社の起源は、鰹節問屋が軒を連ねていた日本橋/にほんばし 小舟町/こぶなちょうに江戸時代から続く加賀屋 阿部長兵衛商店にあります。

戦前は丁稚奉公に始まり、戦後は大番頭まで勤め上げた私の父:稲葉美二が昭和39年に創めました鰹節問屋/稲葉商店が前身です。

二代目となる稲葉泰三は、先代の上物問屋としての姿売りのかつお節卸を引き継ぎ、削り加工を創め販売先を広めてきました。 また、産地に対しては、鹿児島県枕崎でのかつお節職人と二人三脚で、近海の一本釣りで水揚げされたカツオを使用した本来の極上なかつお節の製造を守り続けています。

時代も変わり場所も中央区晴海へと移転しましたが、求めるのは本物の鰹節です。

『かつお節ってこんなに美味しい』と言って頂けるように、良質のかつお節をお届けいたします。

 

〜 おいしいかつお節をつくり、おいしい出汁を取る〜 

生産地:鹿児島県枕崎市において丹念(約6か月)に作って頂いたかつお節が当店に届きます。

タイコウの仕事は、一本一本のかつお節を見極め、出汁味など、品質を一番使い頃が良い最適なかつお節に育て上げて、それぞれの注文に合わせてお客様に最適な品質のかつお節を選別し届ける事です。

かつお節を活かした「出汁の目利き」として、料理人から家庭の主婦まで幅広いお客さまに、それぞれの要望にあったかつお節を届けています。

 

〜 出汁取り教室〜 

今日では「出汁の取り方」を知らない方も多く、「美味しい出汁」を教えてほしいとの声に応えるため、「出汁取り教室」を開催しています。全国各地、要望がありましたら出向き、年間30回ほど開催をさせて頂いています。お客様にとって美味しい出汁が少しでも身近になるようにとの願いをこめて、この活動も大切に続けて参ります。

開催を希望される方は、当店まで電話、e-mailなどで問い合わせください。

 

〜 本枯節の味わい〜 

かつお節として流通しているものにはには、大きくわけて「荒節」と「本枯節」の2つがあります。荒節は削り節にするためのかつお節。 業界では「原料」とも呼ばれています。荒節を削り加工した「花かつお」は最も多く流通しています。かつお節と言えば、多くの方がこの「花かつお」を利用され一般的になってしまいました。普段使いなら、花かつおでも十分においしい出汁がとれます。タイコウが大切に育てていきたいのは、本枯節です。本枯節は荒節にくらべ、優しく広がる豊かな香り、染みわたる奥深い旨みの出汁味です。素材のおいしさを引き立てる本枯節の本格的な出汁味を、多くの方に味わって頂きたいのが私たちの願いです。

会社概要

社名有限会社タイコウ
代表取締役大塚 麻衣子
所在地東京都中央区晴海3-4-9
電話番号03-3533-4834
FAX03-3533-4622
MAILinfo@taikoban.info
営業日月~金(9:00~18:00)
定休日土 日 祝日
創業1964年
設立1986年10月
資本金600万円
事業内容1.かつお節・削り節の製造及び販売
2.生鮮食品・調味料食料品の販売
3.魚介類・水産物の加工及び販売
主要取引先こんぶ土居、フレンドフーズ㈲、㈱まるおか、
ナチュラルマーケット IKO、㈱シェルガーデン、
オイシックス・ラ・大地㈱、自然村、自然食品店他
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